今さらだけど、clammbonの便箋歌のメッセージに涙が出る

不妊の日々
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今さらかどうかはまだ分からんのですけど。

clammbonの便箋歌

歌詞を見てみると、「わたし」からダメダメな「あなた」に宛てたラブソングです。「ダメダメなあなただけど、そんなところも好きでいたいわ」という、なんともほっこりした歌詞。メロディもあったかい雰囲気で、聴いていると体が自然に左右に揺れてしまうような、心地良い運びをしています。

でね、私はどんな歌でも歌詞をじっくり読んで、登場人物の気落ちを考えたりするのが習慣なのですが。

「わたし」は妻、「あなた」はダメダメだけど優しい夫。

だと思いました。

そして衝撃を受けた歌詞がこちら。

「とはいえ、そんなあなたも、なかなかやっています。
まだ見ぬあなたに…期待しています。
あらゆることが、わたしたちを待っています。
……はい、そろそろ、腹をくくってみませんか?」

え…?腹をくくる?

もしかしてこの夫婦も不妊治療してた?

治療やめて、二人で歩むことにするのかな…

続く歌詞で「わたし」は、まだまだ問題は山積みだけど、全ては始まったばかりで無駄なことなんてきっとない、と語っています。そして、

こんな調子でなんとかやっていきましょう
そんなことより早く子猫を飼いましょうよ

これが泣かずにいられるでしょうか。

自分と重ねてしまう

だってね、私も腹を括ろうと思ったことがあるわけです。何度も。

二人きりの未来も素敵だなって思いましたし、治療して、「もしかして」なんて思ってダメだった時の辛さも経験したわけです。「どうせダメなんだから」と治療をやめてからの方が、そして二人だけの人生もいいなって思って過ごしている時の方が、通院していた時と比べたらはるかに元気で心穏やかに過ごせました。

だから、私にはこの歌詞、こんな風に聞こえました。

あなたはまだ可能性を信じてチャレンジしようとしているけど、わたしはそろそろ潮時だと思うの。お金も時間もかけてきたし、体力的にも精神的にも頑張ってきたけど、もう、二人で生きていく覚悟を決めよう?世間の目も、親や親戚の声も付いて回るかもしれないけど、二人だって輝く未来を創れるって。ね?

ほら、わたしが子猫を飼いたいって言ってたの、覚えてる?そろそろ迎えに行こう。

あーーーこんなに穏やかに引き際を伝えられるでしょうか。ダメダメな「あなた」も大好きと前置きした上で、愛情を存分に伝えて、大変なこともあるけど一緒に楽しく生きてこうよって。それより猫飼おうよって。

うあ゙ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゙ぁぁぁぁぁぁぁ

感じ方は人それぞれ、でももしよかったら聴いてみて

その時の感情の状態によって変わってくると思うんですが、私が泣き出したyoutubeも載せておきます。

あくまでも、私が個人的にそう感じた、そう解釈したってだけです。本当の作詞意図は違うかもしれませんが。

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